タタキ、たたき、叩き。表記は三和土(たたき)。
明治期にセメントが移入されるまでの、伝統的な土を強化する方法です。昔、民家の台所などは土間だったので、私の小さい頃は、本物の土間タタキが少し残っていました。本来は、土と石灰とニガリの三つを合わせて、叩き締めたから三和土(たたき)。現在は、便利なセメントに押されて、ほとんど見かけません。確かに、セメント(モルタル・コンクリート)は、施工性が良く、強度もあります。が、庭の中では、ちょっと無機質、で、硬過ぎ。
ということで、庭の中で地面に少し硬さが欲しいときは、本来の三和土とセメントのいいとこ取りをした「たたき」を使います。が、三和土は、施工方法が簡単ではないために衰退している技術。いいものを作るためには、やはり手間がかかります。
今週から入った現場は、デイサービス施設で、歩行が不自由な方や車椅子の利用も考えないといけないので、いつもより「たたき」の面積が広くなっています。配合や施工方法に失敗が許されないので、事前にちょっと施工試験してみました。
まずは、ラフに配合を変えて、水の量を変えて練ったり、叩いたり。

今度は、よさそうな配合と水の量を元に細かく調整して、どの方法でやるか絞り込みます。

結構、まじめな仕事してるでしょ?
コメントする