3月31日のこと。前日は、急がずにいわきから浜松までの予定でしたが、順調に進んで、彦根まで来てしまったので、この日は琵琶湖の北岸をドライブしながら、午前10時に滋賀県の朽木村入り(平成の大合併で、朽木村ではなくなっていました)。
旧秀隣寺庭園は、重森三玲氏に師事されたかたが監修したある雑誌に紹介されていた場所で、そのかたが「今までで一番勉強になった庭」と書かれていたところです。
おそらく、長い間荒れていた庭の石組みを、発掘するように蘇らせた感じ。傍らにヤブツバキの老木があるものの、石組みを隠す植栽が無いので、石組みがよく見えます。亀島・鶴島があり、あぁ、これが「こはん」か、と。ただ、地盤高の取りかたとかが、作庭時と少し変わっている様に思いました。しかし、正直なところ、自分に「今までで一番勉強になった庭」では無い。これは、自分のレベルの低さです。目の前に素晴らしい教科書があっても、馬の耳に念仏、豚に真珠、猫に小判。。。いつか、また来て見ましょう。

ところで朽木は、以前、大阪に住んでいた頃に何度も足を運んだ場所。サラリーマン時代のマイカーが無い時期に、高槻から阪急と京阪を乗り継いで、出町柳からバスに揺られて、渓流釣りや山歩きによく通ったものです。前夜から飲み明かして始発に乗って。よくやったなぁ。
旧秀隣寺庭園の近くの道の駅で、以前のようにサバ寿司と鯖のナレズシをかって、つまみながら車を走らせていると、そんなことが走馬灯のように思い出されました。最近、白髪が増えたなぁと、思いながら...白髪の数だけ思い出があって良かった。年を重ねるのもまんざら悪いものではない。只今、42歳。
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