何のために
- 美意識や精神の表現
- 心象風景の再現
- もてなし
- 生活作業や趣味や遊びの場
- 周囲との修景...などなど
庭のカタチには、さまざまな意味があります。本当は、順番としてこれを一番最初に書くべきでした。住まい手として、庭に、何を求めましょうか。機能性、心地良さ(見る対象として・包まれるものとして)。それは、業者がアドバイスすることは出来ますが、住まい手にしか出せない答えです。それをカタチにするのは、業者の仕事です。すぐに答えが見つからなければ、じっくり話し合って、考えればいいと思います。
ところで、「庭」という言葉が生まれたときには、車社会ではありませんでした。現代の庭には、駐車スペースという機能が求められます。使い勝手だけでなく、そこにも、庭としての空間があります。
さて、私の場合。何のために・・・家族、子供たちのため。そして自分のために。こうしてパソコンを触っていても、木や草や土の温もりは分かりません。もちろん、体験があるから想像できるけど。でも、実感できない。晴れた穏やかな日の雑木林が気持ちいいことも、雨上がりの草いきれも、知識ではなく体感。自然に包まれて生きていることの心地良さを実感して欲しいから、何よりも自分が実感していたいから。美しいものは美しいし、良いものは良いのです。
