きたごうそうていしゃ

北郷創庭舎


タイミング

新築なら、住み始める時には駐車場も出来ていたほうが良い、と考えるのは普通です。その場合、駐車場に接して、敷地の段差を止めるためのブロックや門、それに伴ってポスト・表札、玄関までのアプローチも作っておいたほうが効率的です。でも、全体像が描かれていないのに部分が先行するのは、リスクを伴います。

できれば、全体計画が出来ていて、無駄の少ない段取りで工事するか、緊急性や重要度などの優先順位を設定して工事を進めたいですし、その計画は建築計画と並行して考えるのが理想的です。景観やプライバシー確保は、外構・造園で何とかしてもらって、まず家を建ててしまえ、って進めても、外回りでの対処では効率が悪いこともあります。建物の位置をちょっとずらすだけで、駐車スペースが使いやすくなったり、窓位置を変えるだけで周りからの目線が気にならなくなることがあります。それを外回りで対処すれば、使い勝手やコストなどに、デメリットが生じる場合もあります。

とは言っても、マイホームの夢で頭が一杯の時には、なかなか庭のことまで考えられないのも現実です。ならば、外構工事に入る前に、慌てず立ち止まって考えましょう。外構工事は金額も結構かかりますし、コンクリート工事が多いので、やり直しは大変です。もちろん、空間全体のことや維持管理のことまで検討した内容がすでに出来ていれば、OKです。あとは、よい庭が出来るのが楽しみです。

ところが、庭のことまではあまり考えずに、とりあえず外構までは済んでいる、という場合。多分、これが大半のケースで、一番考えたいケースです。全体計画が出来ていてビジョンが見えているなら、そのあとの進み方はあまりぶれないと思いますが、行く先も分からないままに歩き出したらどこに行くか分かりません。それなら、じっとしていよう、とか、散歩や道草を楽しむというのも考え方です。ただ、間違いなく時間は流れています。例えば、子育て世代なら、子供たちが巣立って行く時期は、休むことなく近づいています。じぁあ、今からビジョンを描いて進もう、と考えることができます。知恵と工夫と気持ち次第です。それと予算も。。。

私的結論。気になったその時が、これからのためのベスト・タイミング。